平成31年1月30日(水)、ＪＡたじま　広谷支店で、「相続セミナー」を開催いたしました！

今回のセミナーはＪＡたじま　広谷支店主催の２部構成で行い、第１部は、「相続の基礎知識と遺言書について」と題し、ジェイエイサポートと提携しております、田中・藤岡合同司法書士事務所の藤岡孝浩先生をお招きしお話しいただきました。

相続が発生したとき、相続人になるのは誰か、法定相続分（各相続人が相続する財産（預金・不動産など）の取り分）の割合、遺言書を書いたときのメリット・デメリットなどを丁寧に教えていただきました。

第２部は、「家の光　ハッピーマイライフセミナー　～わたしノートの書き方」と題し、（一社）家の光協会　近畿普及文化局　山畑健太様をお招きしお話しいただきました。

山畑様の人を惹き付ける巧みなトークに、参加された皆さんは「うんうん」「へー」などの相槌をうち、賑やかなムードですすんでいきました。

 

少し前から「終活」という言葉がテレビなどで取り上げられていますが、聞きなれない方にとっては「縁起が悪いなあ」と感じてしまうでしょう。しかし、今「終活」という言葉は、死後に向けた事前準備だけではなく「人生の終焉について考えることによって、今を、より良く生きるための活動」というポジティブな意味に広がってきています。

『「終活」を始める時期に早すぎるということはない』と、今回講師でお招きした山畑様がおっしゃっていました。
自分が亡くなったあとの葬儀やお墓のこと、不動産や預金などの財産はどうするのか（誰にどうやって相続させるのか）、身の回りの整理や、万が一のときに延命治療や臓器提供などをどのようにして欲しいか…など、自身の意思を明確にしておく（残しておく）ことは、年齢を問わず役立ちます。自分の意思（想い）を明確に残しておくことによって、残された家族が困らないようにすることも「終活」のひとつであるということを今回のセミナーで学びました。